日々是精進日記
 
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2011年3月18日を表示

鶏を処分することになるかもしれない

一週間くらいで燃料はなんとか回復するかもしれないが、飼料関係が駄目だろうから、飼料を使っている動物はどうなるんだろうか…と思ってましたが、いよいよ来たようです。

卵をとる方の養鶏関係者が身内にいるんですが、やはり事態は深刻な様子。
飼料工場は契約しているところがあるんですが、今月末で廃業すると言っている小さい会社で、飼料の生産量は微々たるものです。
現在養鶏場で飼っている鶏は20万羽。ここ数年の飼料の高騰で、小さいところはのきなみ大きな養鶏場に吸収され、日本全体で卵を扱っている業者は非常に少なくなりました。
東日本は5本の指に入るくらいしかないそうです。
しかもそのうち、大半は茨城周辺の福島、栃木に養鶏場があります。あとは八戸に大きな飼料を積み込める港があるので、そこの近辺にたくさんあります。

今回の地震で、茨城の飼料工場が被災しました。東日本でも大きいものだそうです。
青森、福島の農場も被災しました。

そして現在、関東では軽油が枯渇しています。貨物が列車がようやく動いたので、数日中にはガソリンも内陸に行き届くでしょう。
そうして燃料が届いても、餌はありません。
今は冬です。
鶏は体温が高いので、夏は換気扇を止めたらすぐに熱でやられてしまいますが、冬はそのせいで、停電で換気扇が回らなくてもなんとかなります。
けれど夏と違って、体温を維持するために餌をたくさん食べます。餌のタンクが三日で終わってしまいます。
だから餌を運ぶタンクローリーはほぼ二日おきくらいにやってくるのです。

それが来ません。

餌がもうありません。

たぶんこのまま、何万羽の鶏が処分される――いえ、処分しなくてはならなくなると思います。

それは鶏に限らず、豚や牛もそうかもしれません。
体が大きいから、まだ影響は少ないかな…?
牛乳は毎日処理工場に運ばなくては市販できないので、どんどん捨てていると思いますが…。
(これに連動して、またバターが値上がるんじゃないかと思っています)国内産は少ないから、チーズとかバターにはあんまり関係ないのかな…?

そして鶏肉の東日本最大の生産地は山形です。
山形も被害にあっていますし、陸路が制限されていて、同じように餌が来ないのだろうと思います。

卵と鶏肉の生産量は減るでしょう。値段はもっと上がるかもしれません。なにより、スーパーに出回る量が格段に減ると思います。

東北は野菜の産地です。そして米の産地です。
東京をささえる食べ物の生産地であります。
茨城は鹿島港があります。
あそこは、東日本をささえる産業の集積地でもあります。

特に関東の工業は、鹿島港やられたのがきつい。
鉄工所も駄目なので、時間がかかると思います。

他の地方から運ぶのも限度があります。今後、石油関係は値上がるばかりだと思うので。

今は宮崎以外でも鶏インフルエンザが出て、数十万の単位鶏が処分されております。お忘れだと思いますが。
(そして鶏インフルは処分するよりワクチン打ったほうが効果的なんです。わざわざ処分するお金があるなら、ワクチンを全ての鶏に打つほうがよほどお金はかかりません。しかしワクチンを打つと、インフル菌が消されずに、日本国内にある、ということになってしまうらしく、それでいけないらしいです。何十万羽処分してて国内に菌が「ない」わけがないのですから)
すでに卵は生産調整に入っていました。
卵の供給量はすでにかなり減っているのです。

鶏の農場の全ての電源を落としてきたそうです。
明日、餌が来なかったら、また三日後には処分が待っています。
量が少ないから二日後かもしれない。

軽油が運ばれないと、せっかく卵があっても、からっぽの東京の店の棚を知りながら、多くの鶏が処分されることになってしまうでしょう。
つまりはこれが地震の影響ってヤツなんだろうと思います。復興が本格的に始まるまで、東京近郊は沈む気がします。
まさに日本沈没か、これが…!

これが食べおさめかもしれない、そう思いながら岩手産の鶏肉を食べました。
生鮮食品がいつまであるのか、カップめんなんかよりそっちのほうが心配。カップ麺の中身はみな輸入品ですからね。



3月18日(金) | コメント(0) | 生活話 | 管理


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