| ここまで作るのか |
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| 前に一回眺めていたときに「なんだかすげぇなぁ」と思ってた本を図書館で借りてきました。 何かというと、織機を作る本。しかもこの本、子供向けです。
織物関係の本を読んでいて思ったのですが、パネルやなにかやの枠を使って織るとか、腰機で織るとかってのは結構子供向けの本には乗っているんですよ。というか子供向けの本のほうが詳しく乗っているというか。
その中でもこの20年も前に出たこの本のすごいところは、普通に手芸屋さんで売っている1万くらいする織機を、 自分で作る方法ががっつり乗っていることです。 しかもこの本のもっとすごいところは、高機織器まで自分で作ろうってところです。すごいスケールだなヲイ。 ついでにもっと強烈だな~と思うのは、この本の織機つくりってのが、もともとは作者が小学校の工作美術の時間に教えていた内容だったということじゃないかと思います。 すげえ。
高機織機というのは、鶴の恩返しの織機のことです。 機械の前に座って、足で糸を通した綜絖(そうこう)を踏んで上下に動かし、糸を動かしてシャッ――パタン、シャッー、パタン、って織るやつ。頑張ればメートル単位で布が織れる規模なものです。 それを自作するってのがすごいわー。 でもDIY機器使えば出来なくはない、かも。 実際今この機械を売っている会社というのは日本でもう数えるほどしかなく、製造している会社すらもうほとんどないので、自作する、というのが一番なのかもしれません。(今国内で売っている高機は 買ったら10万以上するしな!(でもこれだと本当に一反分の布が織れる。糸掛けするのがめんどくさいけどね!) 販売している高機はこんなの。 今地元新聞で過去養蚕&蚕糸関係の仕事をしていた人のインタビューをやっていて、高機で着物を織る、というのは、明治~昭和40年くらいまで、農家の女の冬の仕事として、とても重要だったそうです。 農作物ってすぐに収入が来ないけど(米なんか今でもそう)、蚕とか反物って作って売ればすぐに現金収入になるからね。 冬は農作業できないから、春~秋の間に作った蚕の繭で糸とって、それを染めて反物織ったりしてたんだろうな~。 つまり鶴の恩返しって冬の話なんだろうね。 出来た布を市場に持っていって売るんだもんなー。 冬に出来た布を春に町に持っていって、染めて縫って売るわけだ。そういう記述って江戸の時代小説にもよくある。 なんだかそれを考えると面白い。
書影はこちら 参考にした子供の本
あと「母と子のおりものごっこ」「古代の布をおろう・染めよう」など。古い本なので書影見つからず。 でもこの本、20年以上たってる図書館の子供向け書籍には結構ある確率高かった。
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12月18日(月) | トラックバック(0) | コメント(0) | 手作りの品 | 管理
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